多くの人が巣ごもり生活がスタートした時、戸惑いを感じたのが〝自宅が仕事をするのに適していない〟ことだった。中でも、共働き世帯では音の問題、子育て世帯では子供の世話などの問題から、特に集中しづらい環境での仕事を強いられた。そこで今、新しい時代に即した「書斎」が提案されるようになっている。家族の気配を感じられるリビングなどに設ける「オープンスタイル」、仕事に集中できる個室型の「クローズドスタイル」があるが、ここではリビング、寝室、キッチンの3タイプにワークスペースを設けるうえで重要なポイントを記した。
【POINT1】リビングの一角なら家族の様子を確認できる
家族が集うリビングルームで仕事ができれば、互いの気配が常に感じられる。リビング学習をしている子供からの質問にもすぐに答えられるなど、そのメリットは大きい。大胆なリフォームをしなくても、一角に専用のデスクを置くだけでよい点でも現実的だ。
とはいっても、家族の出入りや雑音が気になる場合も。
【POINT2】寝室に設置すれば集中力がさらにアップ
寝室はもともと、カーペットが敷いてあったり防音性の高いカーテンが設置してあるなど、静かな環境であることが多い。その空きスペースに机を置けば、立派なワークスペースとなる。ほかの部屋に比べ集中しやすく、ウェブ会議にも対応できるメリットも。
寝室は集中しすぎてしまう恐れがあるので、適度に体を動かしたり、リビングに家族の顔を見に行ったりするなど、気分転換を!
【POINT3】キッチンに併設すれば料理も同時にできる
仕事と同時に、料理の支度なども行なう必要がある場合は、思い切ってキッチンにワークスペースを設けるという手もアリ。飲み物を取りに行くにも、冷蔵庫やコーヒーメーカーがすぐ近くにあると便利だ。
また、キッチンマットをタイルカーペットにしてワーキングチェアの下まで敷き詰めることで、フローリングの傷みも回避できる。ただし油はね回避のため、デスクはコンロからは遠ざけたほうが良い。
昼食や夜食を作りながら仕事ができるので、時短にもなる。
取材・文/編集部
リビング、寝室、キッチン、狭い場所でも集中して仕事ができる「1畳ワークスペース」の作り方| - @DIME
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