キッチンカーの費用を補助して飲食事業者を支援している勝山市で２８日、完成したキッチンカーのお披露目会が開かれました。
お披露目されたキッチンカーは９台で、ピザやたこ焼き、カステラのほか、どじょうの唐揚げやベトナム料理のフォーを販売する車もあります。
勝山市では、新型コロナウイルスで打撃を受けている飲食店や新規に開業をめざす人を支援しようと、キッチンカーを作る際の費用を補助していて、最大５００万円まで費用の８割を負担しています。
支援を受けた事業者は、キッチンカーで年間５０回程度の営業を行うことや、市が指定するイベントに年３回以上出店することが求められるということです。
お披露目会場となった公園には家族連れなどが大勢訪れてそれぞれのキッチンカーを巡り、販売している商品を見比べながら注文する姿が見られました。
キッチンカーの店主は「コロナ過ということで待っていてもお客さんは来ないので、人が集まるところに行けるキッチンカーには興味がありました。市が手厚い助成をしてくれて助かっています」と話していました。
勝山市商工文化課の尾上奈美恵係長は「市内に出店すればにぎわいが生まれるし、市外に出店すれば勝山のＰＲにつながるので、事業者にとっても勝山市にとっても良かった。今後も支援を続けたい」と話していました。
勝山市の助成受け完成したキッチンカー ９台をお披露目｜NHK 福井県のニュース - nhk.or.jp
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