楽しみながら防災意識の向上につなげてもらおうと、キッチンカーが集まって災害時に避難所で提供する炊き出しのメニューをふるまうイベントが徳島県小松島市で開かれました。
このイベントを企画した「徳島県キッチンカー協会」は、沿岸部にある小松島市と協定を結び、災害が起きたときには市内にキッチンカーを派遣し、避難した人たちに炊き出しを行うなどとしています。
５日は初めて、小松島市が避難場所としている広場の駐車場に９台のキッチンカーが集まりました。
そして防災に関するアンケートに答えた人を対象に、避難所での食事の提供を想定して、たこ焼きやコロッケなど合わせて１００食を無料でふるまいました。
訪れた人たちは好きな食べ物を選んで、出来たてをほおばっていました。
阿南市から訪れた７０代の女性は「とてもおいしいです。避難所で食べられるとほっとします」と話していました。
徳島県キッチンカー協会の中川和也代表理事は「電気や水、ガスなどライフラインが止まってもキッチンカーならすべてそろっている。有事のときに助け合う一つのきっかけになればいいと思う」と話していました。
キッチンカーが集合 災害時の炊き出しふるまうイベント開く｜NHK 徳島県のニュース - nhk.or.jp
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