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Tuesday, June 14, 2022

消防車製造のノウハウをキッチンカーに生かす!(鳥取市) - FNNプライムオンライン

コロナ禍の飲食店を支えた移動販売車、キッチンカー。
作ったのは鳥取市の車両メーカーです。
ある特殊な車両の分野で全国シェア3位という実績を持つこの会社の新しい挑戦を取材しました。

おととい12日の日曜日、鳥取市白兎海岸。
多くの客でにぎわう1台のキッチンカー、店を出していたのはあの「すなば珈琲」です。

導入から10年以上が経ち、傷みが目立つようになったことから、去年、改装しました。

すなば珈琲販売スタッフ「床板を変えてもらった。昔はフローリングだったけど、金属製にして管理が楽になった」

以前はフローリングだった厨房の床。
食材や水がこぼれたとき、汚れがなかなか拭き取れずメンテナンスが大変でしたが、今回、アルミ製の床にリニューアル。
水を使って掃除できるようになり、衛生的で管理も楽になったといいます。

実は、このアルミ製の床板、ある特殊な車と同じパーツを使っています。
それが消防車です。

(吉谷機械製作所板金加工スタッフ)
「普段消防車に使っているものをキッチンカーにも使っている。サビに強く耐久性がある」

キッチンカーを製作したのは鳥取市の吉谷機械製作所。
創業は昭和の初め、1927年。
消防ポンプや消防車を作り続けて95年、今も年間約100台の消防車を全国の消防署に納入、そのシェアは国内3位を誇ります。

そんなニッチなニーズに応えるメーカーが新たに手掛けているのがキッチンカーの製作です。

(吉谷機械製作所谷口真佐行資材課長)
「消防車販売台数が全国的に落ち込んでいるので、新しい分野にチャレンジしていこうと今回の事業をスタートさせた、(コロナ禍で)キッチンカーの需要が高まっているのもあって、事業化を進めていこうということになった」

1.5トントラックをベースに、車内をシンクやテーブルを備えた厨房に改造。
様々な装備を効率よく配置する設計や耐久性の高いパーツの使用など消防車で培われたノウハウが随所に生かされています。
すなば珈琲のキッチンカーのアルミの床材もその一つでした。

(谷口真佐行資材課長)
「消防車製作に真面目に取り組んできたので、キッチンカーにも取り入れ、耐久性を上げて、お客様にも長く使っていただきたい」

消防の現場を支えたノウハウを生かし、コロナ禍後の食の現場を支えます。

TSKさんいん中央テレビ

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