マンゴツリーカフェ＆キッチン、「トマトとガパオの“クイチャップ”」を販売 定番メニューとアレンジ - ITmedia ビジネスオンライン

　「かつや」などを展開するアークランドサービスホールディングスの子会社であるミールワークス（東京都千代田区）は、「マンゴツリーカフェ」と「マンゴツリーキッチン」で、「トマトとガパオの“クイチャップ”」を6月30日までの期間限定で販売する。

「トマトとガパオの“クイチャップ”」期間限定販売（出所：プレスリリース）

　同メニューは、くるくるの米麺「クイチャップ」を、粗挽きの鶏肉、トマト、タイのバジル「ガパオ」と唐辛子、ニンニク、ナンプラー、タイの醤油の「シーズニングソース」、オイスターソースで炒めた一品だ。

茹でるとくるくるになるクイチャップ（出所：プレスリリース）

　クイチャップは、薄いシート状の米粉麺で、茹でるとくるくるにまるまり、タイではよくスープ麺で使用される。通常の麺に比べ、面が広いので、濃厚な味付けとの相性がよい。スパイシーな味付けとトマトのほどよい甘み、くるくる麺の歯ごたえが相性もいい1品だ。

マンゴツリーカフェ恵比寿（出所：プレスリリース）

マンゴツリーキッチン”パッタイ”グランスタ丸の内（出所：プレスリリース）

　マンゴツリーは、タイバンコクに本店があり20年前に日本に上陸した。その後、姉妹店としてオープンしたのが、商業施設などを中心に展開している「マンゴツリーカフェ」と「マンゴツリーキッチン」。

　マンゴツリーカフェは、カジュアルにタイ料理の人気メニューが楽しめるカフェレストランであり、マンゴツリーキッチンは、専門店として屋台のようにクイックに料理を提供するタイ料理のファストフードとなる。

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販売の狙い

　アークランドサービスホールディングスの広報に、「トマトとガパオの“クイチャップ”」販売の狙いを聞いてみた。

　「フェアメニューについては、新規顧客の目にもとまり、興味を持ってもらえるような商品を展開しており、今回は見た目も面白い“クイチャップ”に注目しました。くるくる麺、という響きもかわいく、何だろう？　と思わせるような名前と見た目ですが、タイでもよく食べられている伝統的なお米の麺です。フェアメニューには分かりやすさ、瞬間的に食べたい、と思ってもらうことが大事なのでマンゴツリーで鉄板の人気を誇るガパオと組み合わせています」

　2020年秋より、月替わりのフェアメニューを展開している同社だが、「ガパオ」や「カオマンガイ」「トムヤム」などの定番メニューをアレンジした商品は売れ行きがいいという。今回は、これからの夏に向け、スパイシーで、食事としてもお酒のつまみとしても食べられる「ガパオ」味の麺料理とした。

マンゴツリーバンコク本店（出所：プレスリリース）

　マンゴツリーカフェでは、グランドメニューを5月に刷新している。今後、ロードサイド型店舗を出店していくことを踏まえ、商業施設型、ロードサイド型での顧客のニーズや利用シーンの違いに沿い、店舗のコンセプトを表現しやすいメニューにした。同店は、今秋に日本上陸20周年を迎える。

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