ウクライナへの軍事侵攻が始まってから7か月が過ぎました。
滋賀県彦根市に避難し郷土料理をキッチンカーで販売する取り組みを行っている女性や家族は、高速道路のサービスエリアにも出店し、ウクライナ情勢に関心を持ち続けてほしいと話しています。
イリーナ・ヤボルスカさん(51)はウクライナ東部のハルキウで暮らしていましたが、軍事侵攻を受けてことし3月、娘夫婦が住む彦根市に避難しました。
イリーナさんは、日本の人たちに感謝の思いを示したいと寄付で集めた資金でキッチンカーを購入し、ことし7月から、彦根市の商店街などでウクライナの郷土料理の販売を始めました。
今月からは、彦根市以外にも販路を広げて、ウクライナへの関心を持ち続けてもらおうと、名神高速道路の多賀サービスエリアに出店する日を設けています。
販売しているのはクレープのような「ブリンチキ」という料理で、旅行中の60代の女性は「たまたま、食べることができてうれしい。どこかで応援したいと思っていました」と話していました。
イリーナさんの娘の夫、菊地崇さんは「広い地域の人が訪れる場所で販売することでウクライナ情勢に関心を持つ人たちを増やし、この戦争が実際に起こっているということを知ってほしいです」と話していました。
このキッチンカーは、多賀サービスエリアのほか、来月(10月)、関西各地のイベント会場にも出店する予定だということです。
滋賀 ウクライナ避難女性と家族のキッチンカー 名神SAにも|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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