撮影:野口羊
自宅のキッチンには、よくある「キッチンの蛍光灯」がついている。古めの賃貸物件によくある、キッチンの作業灯として備え付けられているタイプのものだ。
しかし、蛍光灯の灯りはインテリア的にもエネルギー効率的にもデメリットが大きい。
撮影:野口羊
家の中の照明を電球色や暖色系の灯りで統一していると、キッチンの蛍光灯だけが真っ白い昼白色になってしまい、他の部分の雰囲気を邪魔してしまいがちだ。
演色性も良くないことが多く、そうなると料理の色などもおいしそうに見えない。
電気代の値上げも気になっていたので、どうにかLEDにできないか……と思い、調べてみることにした。
蛍光灯もLEDにできる
撮影:野口羊
結果、直管の蛍光灯タイプの灯具にも使える、LED蛍光灯があるということを知り、部屋の照明にも合う電球色タイプのものを購入してみることにした。
直管蛍光灯には、長さの他にも「グロースタータ形」「ラピッドスタート形」「インバータ式」という点灯方式による違いがあり、LEDの蛍光灯を購入する際には、規格にあったものを購入する必要がある。
オーム電機 20形相当 G13 電球色 グロースターター器具専用 1387円(税込)
撮影:野口羊
自宅の蛍光灯は、20形のグロースタータ式のものだったので、対応するものを購入した。
消費電力は10.2Wなので、大体2分の1に抑えられる計算になる。
取り付けは簡単
撮影:野口羊
取り付けは非常に簡単だった。
グロースタータ式の蛍光灯には、蛍光灯と別にグロー球という小さな電球が必要だが、そこに入れるための専用スターターが付属してくるので、まずはそれをセットする。
撮影:野口羊
その後は、通常の蛍光灯と同じようにはめ込むだけで交換作業は完了。
部屋に馴染む柔らかい光
撮影:野口羊
実際に点灯させてみて驚いたのは、以前よりも格段に光が柔らかい感じに変わったことだ。
色も温かみのあるものになり、光の質も蛍光灯のパキッとした感じがなくなり、柔らかい印象になった。
撮影:野口羊
暖色系の色になったときに、キッチンでの作業に影響が出ないか?というところだけが唯一の気がかりだった。
しかしながら、体感としては以前よりも格段に明るくなったように感じ、シンクやコンロなど、キッチン全体が隅々までよく見えるようになった。
撮影:野口羊
数値的なところまでは分からないが、演色性も以前の蛍光灯より良くなっているように感じられ、照らされたものの色がより鮮やかに見えるようなったように思う。
料理も美味しそうに見えるし、キッチンでの作業時の気分も上がる。
電力もこれまでの半分で済むので、電気代の節約にも貢献してくれるだろう。
この部屋に住み始めたときから備え付けられていた蛍光灯だったので、なんとなくそのまま使い続けてしまっていたが、こうした設備も見直してみるのが大事だなと感じた。
「キッチンの蛍光灯」もLED化できる。電気代半額で、柔らかくて明るい光のキッチンが実現した - Business Insider Japan
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