災害時の避難所では健康管理が課題となることから、桐生市は、キッチンカーの団体と協定を結び避難所で、できるだけ早く温かい食事を提供する体制を整備しました。
桐生市が協定を結んだのは、およそ３０のキッチンカーの事業者が加盟する「桐生・みどりキッチンカー協会」です。
災害時の避難所では特に避難生活が長期化する場合、睡眠やトイレ、それに食事などの環境を、できるかぎり通常の生活に近づけることが健康管理のために必要となります。
このため先月に両者が締結した協定では、避難所でできるだけ早く温かい食事を提供するため、キッチンカーが炊き出しを行ったり、事業者が調達した物資を市に提供してもらったりするということです。
これらにかかる費用は、桐生市が負担するということです。
桐生市は「自治体がキッチンカーの団体と災害時の協定を結ぶのは県内では珍しい」としたうえで、「被災した直後でも、なるべく多くの市民に温かい食事が届けられるよう、今後は、協会側との連絡体制の構築など、できることから進めていきたい」と話しています。
桐生市 災害時の避難所での食事提供 キッチンカー団体と協定｜NHK 群馬県のニュース - nhk.or.jp
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