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Wednesday, March 20, 2024

テレビはキッチンの正面?横向き?家族関係が良くなる『部屋づくりの法則』【ひるおび】 - au Webポータル

子どもにきつく怒ってしまう…夫婦の会話がなんとなくギスギス…
実は「家具の配置」に原因があるかもしれません。
1万軒以上の間取りを指導してきた、空間デザイン心理学協会代表理事・一級建築士の高原美由紀さんに、家族関係が良くなる『部屋づくりの法則』を教わります。

つい声を張り上げてしまう…重要なのは“テレビの位置”

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東京都内に住む5人家族、加藤さんのお宅に伺いました。
リビング・ダイニング・キッチンの広さは約13畳です。

加藤さんのお悩みは、声が届かないキッチン。
リビングにいる子どもたちにキッチンから声をかけても声が届かず、つい声を張り上げてしまうそうです。

一級建築士 高原美由紀さん:
テレビの位置を変えることで、大きく変わると思います。

高原さんの考える「家族関係の良くなる部屋の法則」で重要なのは、テレビの位置。

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一級建築士 高原美由紀さん:
テレビの位置によって、人の体の向きが変わりますよね。それにより、他の場所にいる家族とのコミュニケーションがすごく変わります。

会話をしやすく!視野60度の法則

テレビを配置する上で意識するのは人の視野。

一級建築士 高原美由紀さん:
人は自分の視界の60度以内に相手がいないと、なかなか自然な会話が生まれないんです。

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高原さんが提案する【視野60度の法則】
家族を視野60度に入れることで自然なコミュニケーションをうながします。
リビングダイニングで過ごす家族とキッチンに立つ人が、お互いの視野60度に入るようにテレビと家具を設置します。

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カウンターキッチンタイプの加藤さん宅では、キッチンの正面向きに置かれていたテレビを90度回転させ、壁に沿って横向きに配置することに。
キッチンに背中を向けていた子どもたちの視野に、キッチンが含まれる様になりました。

一級建築士 高原美由紀さん:
キッチンに立っているときにお子さんと目が合うようになるんです。
もっとやわらかく、お声がかけやすくなると思います。

加藤さん:
顔が見えるので、声を張り上げなくても済みそうですね。

模様替え後、しばらく過ごした加藤さんはー
「子どもたちが喜んでくれて、お部屋が広くなったとダンスのお披露目会をずっとしていあます。夫もソファーでくつろぎながら子どもたちを見てくれるようになって、寝かしつけた後は映画も楽しんでいます。」
と、嬉しい変化を話してくれました。

家族の距離は3.5mを意識

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また、家族の距離にも法則が。
キッチン・テーブル・ソファなど、家族の居場所が3.5mの円周状になるように配置することで、別々の方向を向いていても共有感が生まれ、疎外感がなくなるといいます。
高原さんによると、リビングダイニングは18畳程度が理想だそうです。

一級建築士 高原美由紀さん:
3.5mの距離の円周上に家族がいると、同じ空間を共有しているという感じを持ちながら、自然な会話をすることができるんです。声をかけたいときに声をかけることができるようになります。

遠い・うしろ向きの相手には言葉尻が強くなり、近い・視野60度内だと優しい言葉がけをしやすい傾向にあります。
間取りを変えることは難しくても、テレビやソファーの位置を工夫することで、家族にとってより居心地の良い空間が作れるかもしれません。

(ひるおび 2024年3月13日放送より)

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