モーニング娘。のメンバーとしてデビューし、現在は高校生の長女、中学生の長男と小学生の次男、５歳の三男の、4人の子の母となった辻希美さん。日々、育児のかたわら芸能活動を続けています。そんな辻さんの連載「大好きな人と結婚しよう」、今回のテーマは、〈キッチンのリフォーム〉です。
以前からキッチンについて気になることがある……と語っていた辻さんですが、その問題をクリアにするために、とうとうキッチンの改修工事を行ったそう。そこに至るまでの経緯や工事中の料理事情、新しいキッチンの感想など、たっぷり語っていただきました。
悩み抜いた末にリフォームを決意！ 杉浦家のキッチンは対面式に生まれ変わりました［大好きな人と結婚しよう］第209回
突然ですが、改めてご報告です！ わが家のキッチンを思い切ってリフォームしました。YouTubeでもご紹介したのでご存じの方もいるかもしれませんが…… ちょっと手を加えるというレベルではなく、ガスコンロやシンクの向きを変えるために配管も大きく変わる大工事をしました（以前、キッチンの改造計画については、この連載でもお話させていただきましたね）！ 今の家に引っ越して２年という短い期間で、なぜ、そんなにも大がかりな改造に至ったのかという理由（言い訳!?）も含めて、今回はリフォームについてお伝えします。どうぞおつきあいください。
キッチンは、私がおうちにいる時間の半分以上を過ごしている大切な場所です。だからこそ、新居を建てるときにも一番こだわったのがキッチンでした。一生懸命考えて、以前住んでいた家のキッチンに足りないと感じた要素を詰め込んだつもりだったけれど、いざ住んでみると、「なんでこうしなかったんだろう……」と思うことがいくつもいくつも出てきたのです。おうちをリフォームした方なら「わかるわかる」と同意してくれると思うんですけど、あれだけ考えたのに！という感じです。
もちろん、毎日使ううちに気にならなくなったこともありました。ですが、リビングにいる家族に背を向け、壁に向かって料理をする寂しさ、キッチンで撮影をするときにカメラを置く場所がないことのストレスは、日を追うごとにモヤモヤ感が強くなり……。本当にすごく悩みましたが、この先ずっとこの思いを抱えて耐えていくのはイヤだな、と思い切って変えることを決断したわけです。
工事中もごはんは家で…… 意外にアリだった“洗面台キッチン”（笑）
そんなわけで、大々的なリフォームとなった今回。壁側にあったガス台や水場などをアイランドキッチン側に移して対面式にしたため、排水管やガス管、換気口などすべてが変わることになりました。壁も床も剥がし、棚などもほぼ総取り換えという内容だったので、どんな長期になるかと思っていましたが、工事期間自体は10日くらい。思ったよりも短くて助かりました。工事中はキッチンが使えなかったのですが、料理は毎日していました。どこでしていたかというと、洗面台（笑）！ 実際にやってみる前は、「洗面台で家族6人分のご飯づくりなんて無理だよ～」と思っていたけれど、意外や意外、対してストレスもなく作れました！
洗面台にカセットコンロ１台と調理道具を持ち込んだ“即席キッチン”ですから、さすがに手の込んだものを作るのは無理。メニューは基本的にワンプレートか丼ものでした。それ以外は普通の食事とさほど変わらなかったので、子どもたちから不満が出ることもなく、ほぼいつも通りの食生活を送れました。
ただ洗い物には、少し気を遣いました。調理道具や食器類を洗面台で洗うと油汚れなどが詰まりそうで……。汚れを一度ペーパーで拭き取ってから洗うようにしていたので、そこは手間がかかりました。“即席キッチン”の問題点をあげるなら、料理をしている間、洗面台が使えないということくらいでした（当然ですけど。苦笑）。
私にとってキッチンはやっぱり大事な場所だった
辻希美「新居に引っ越してきて２年だけど、キッチンリフォームの決断は正解でした！」 - with online
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