クリナップ(本社:東京都荒川区 代表取締役 社長執行役員:竹内 宏)は、研究部門であるおいしい暮らし研究所で、キッチン白書2024を5月9日に公開しました。おいしい暮らし研究所では、「キッチンから見た生活者の“いま”」を紐解くべく、食・物・空間の変化を調査・分析し『キッチン白書』として毎年発表しています。今回は「キッチン空間に関する生活者調査」を行いました。前回調査(2017年)との比較から、キッチンは、「主婦の城」というイメージではなく、自分も家族も使う、家族で「シェアする」空間に変化しているようです。食へのこだわりやキッチンに設置する道具からもその傾向が見られます。
(1)キッチン空間は、「主婦の城」から、「家族でシェア」する場所へ
キッチンを「自分の好きなもので飾りたい」という意識は、前回調査(2017年)の38%から14%へと大きく減少。また、キッチンでの料理の担い手を問うと、現在では「自分も家族も行う」が半数を超えており、キッチンは自分だけでなくみんなで使う空間になっている。
(2)料理に直接関係しないスマートスピーカー、フィットネスツールもキッチンでシェア
キッチンで日常的に使用するデバイスやアイテムとして「スマートスピーカー」は14%と最多。フィットネスツールや、美容機器は約10%弱と、確実に使われていると推測できる。料理に手間や時間をかけなくなったことで、料理中の隙間時間に、カメラやスピーカーで家族や仲間とコミュニケーションをとったり、フィットネスツールや仕事用PCを使い、自分のやりたいことを行っている姿が想像できる。
【調査概要】
実施期間:2023年8月31日~9月4日 / 調査対象:全国の25歳~59歳の男女 / 回収数:800名 / 調査方法:インターネットによるアンケート調査
【「おいしい暮らし研究所」とは】
キッチンを通じた、楽しいふれあいの場作りに貢献するために、生活者の食や暮らしに関する情報の収集、調査・分析を行っているクリナップ(株)の研究部門(2009年発足)です。
キッチンは「主婦の城」から、家族で「シェア化」?~キッチン白書2024公開~ - サンスポ
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