・つりキッチンとは?
つりキッチンは、釣った魚を持ち込めるお店や宿泊業、魚屋さんなどを
検索できるポータルサイトです。掲載自体は持ち込み不可のお店も可能です。
つりキッチンは、三重県亀山市の教育委員会主催、
旧市民大学「かめやま人キャンパス・まちの起業人養成講座」の活動を通して生まれた事業です。
・事業を始めた理由は?
私がまだ、かめやま人キャンパスに所属する前、実は経営コンサルタントを目指すため、
中小企業診断士の勉強をしていました。一次試験の7科目中半分を科目合格した頃、
私の中で大きな違和感がありました。頭で理解している内容が、腹落ちしない感覚、
自分の中で納得できない感覚でモヤっとしていました。
当たり前のことですが、私は当時サラリーマンです。経営者に対して、組織人に何が解るというのか、私がコンサルを受ける側ならそう思うでしょう。
それから模索する毎日が始まりました。
2019年、亀山市教育委員会の「かめやま人キャンパス」に所属することになりました。
過去にも他の起業セミナーなどに参加したことがありましたが、本当に自分が必要と
感じない限り、正直なところ成長はありません。非常に良い団体だったのですが
タイミングが早すぎたのでしょう。
私は釣りが趣味だったので、
趣味を生かした何か、作り出せないか知恵を絞っていました。
この頃の釣り人口は、コロナ禍前で、おおよそ600万人程度、減少傾向でした。
魚の消費量も、2000年頃から減少を続けていました。
偶然でしょうか。共働き世帯の増加も2000年頃から増え続け、アベノミクスの号令のもと、忙しい家庭が増えていきました。
男女ともに活躍できる社会は大いに歓迎するべきではありますが、
何か置き忘れているような気がしました。
とある日常、こんなことを耳にしました。
小学生の一人、非常に顔色が悪かったそうです。どうやらその子は、学校への通学が困難な日々を送っていたそうです。そしてその子供は精神安定剤を飲んでいたそうです。
小学生が精神安定剤、とても信じられませんでした。
別の子供は、ある日突然学校へ行けなくなったそうです。
不登校は突然やってきます。
親御さんはさぞかし混乱したと思います。藁にもすがる思いで紹介を受けた場所は「精神病院」だったそうです。聞いた私は正直、何でこんなことになるんだ!と思いました。
もちろん緊急性が高いケースもあります。
不登校になるきっかけは、ほんの少し、コミュニケーションの取り方がわからなくなっただけなのです。世知辛い世の中と言われるようになって随分と経ちます。
大人は窮屈なルールの網の目をくぐるためのコツを知っています。グレーゾーンを知っています。でも、子供たちはそんなことを知りません。
だから、大人を信用できなくなった、つじつまが合わなくなっただけなのです。
前述の子は何とか学校に復帰できたそうです。
生活のリズムは狂い、昼夜逆転していたようですが、釣った魚料理はちゃんと食べてあったそうです。
復帰するまでに、「釣り」なら一緒に出かけられる様になっていたそうです。
元々大の釣り好き家族なので共通の趣味が功を制しました。
2000年頃から不登校児童生徒の数は増え続け、高止まりしています。
魚の消費や共働き世帯数、全て偶然とは思えなくなりました。
釣りは、大いに親子のコミュニケーションに役立ちます。
釣りを孫に教えるお祖父さんも見かけます。
釣りのスタイルは道具こそ進化したものの、何十年も魚を釣る行為は変わっていません。
魚釣りが上手いお祖父さんは孫にとってカッコいいのです。ヒーローです。
釣った後の食事、最高に旨いのです。子供の記憶に一生残ります。
コロナ禍が始まり、人々の生活が一変しました。
釣り人口もこの頃から大きく増加、今では倍近くまで増加したのではないでしょうか。
空前のアウトドアブームです。
釣具メーカーの株価の上昇が物語っています。
釣りに出かけた人はあまりにも釣り客が多く、釣り座に入れないこともあったのでは?
もし、子供が釣った魚を、持ち込み料理で提供できたら、
姿盛りで提供されたら、子供は一生思い出に残るのではないでしょうか。
この夢をお手伝いしていただけるお店の登録をつりキッチンは心よりお待ちしています。
つりキッチンが架け橋となります。
コロナ禍で外食が制限されることもしばしば、「食」に対する考え方について、
見直す機会がやってきたのではないでしょうか?
ただ、栄養を摂取するだけの食事ではない、活きた食事、記憶に残る食事、つまり食育を考える機会となっています。
自分で釣った魚を頭から尻尾までちゃんと食べる。
「いただきます」の本当の意味を知る。命をいただいている実感を知る。
食育によって他の命も尊いものに感じるようになります。
家ではちゃんと手作りの料理を用意すること。これが心にダメージを受けた子供への特効薬になるのです。
どうか未来の子供達皆が健全に、幸せを感じられる時代が来るようにつりキッチンは努力いたします。
Instagramも2021年1月から始めましたが、特別なテクニックなどは一切ありません。
ここまでの内容を毎日一回投稿を続けていくうちに、少しずつ賛同していただける方が現れ、フォロワー様との対話を続けたにすぎません。
ひたすらメッセージを発信し続けました。
・展望
今はつりキッチン事業を軌道に乗せることに集中していますが、
その後は登録店舗様の経営をもっとお手伝いできるよう、コンサル事業を整備します。
さらに、全国都道府県の子ども食堂などへ、釣果をお裾分けできる窓口の設置ができることを目指しております。子ども食堂は、余った食材や期限の近い食材というイメージがありますが、釣った美味しい魚を「お前らこれ食え!」と言って魚を置いていく釣り人がいてもいいのではないでしょうか。子供の頃に良いものを食べると味覚もしっかりとします。それが次の世代へ引き継がれていきます。食育は連鎖します。
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