こちらサンスポ社会班
新型コロナウイルスの猛威はすでに3年目に入った。感染防止のためテレワークの導入が進み、緊急事態宣言などが出ているときはオフィス街の人出は大幅に減った。大きな影響を受けるのが、サラリーマンのランチの担い手となっているキッチンカー。今は感染力が強いオミクロン株が急拡大。31都道府県にまん延防止等重点措置が適用される中、キッチンカー事情を取材した。
コロナの大波にもまれる小さなキッチンカー。それでも耐えて、乗り越えようとしている。
お昼の東京・大手町。オフィス街のビルの間にある広場では「ネオ屋台村」として6台のキッチンカーが寒さの中、営業していた。
「これからというときにコロナが出た。開店してからはスローというよりも誤算だらけだった」
こう振り返るのは、インドネシア料理のキッチンカー「MANIS PEDAS(マニス・プダス)」を営む神山奈々子さん(51)。
神山さんは夫の公男さん(48)と2019年4月に店を始めた。当初、1日の客数は50~80人。20年の年明け頃には軌道に乗るはずだった。しかし街から人が消え、客数は20~30人に。出店場所も2カ所閉鎖され追い打ちをかけた。
「今月も一応、(仕入れなどの)お金払えたねというギリギリが続いている」(神山さん)
昨年9月末に緊急事態宣言が解除され、ひと息ついた。そこにオミクロン株が急拡大。「1、2月は寒くて売り上げが落ち込む。でも、昨年の同じ時期と比べて2割ほど減っている」(同)。
【こちらサンスポ社会班】サラリーマンのお昼支えるオフィス街のキッチンカーが大苦戦 - iza(イザ!)
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