こちらの記事は、ギズモード・ジャパンより一部編集の上、転載しています。
食材の水気をしっかりとることは、おいしく調理する上での基本だ。
……しかし、その度に使い捨てるキッチンペーパーが気にならないだろうか。
キッチンペーパーが無い時代はどうしていたのか。調べたところ「さらし」の存在を知った。
初心者にやさしいさらし
Photo: 西山綾加
さらしと聞くと、体にぐるぐると巻きつけるものをイメージするかもしれない。しかし、昔は台所に欠かせない調理用品としても使われていたという。
反物屋でロール状のものを購入し、好きなサイズに切って使っていたとか。
しかし、いきなり大量のさらしを購入するのは心配に思い、試しに使ってみたのがgalali organic(ガラリオーガニック)の「オーガニック料理さらし 2枚入り」。
結論、はじめてさらしを使うなら、まずはこちらがうってつけだと思う。
Photo: 西山綾加
なぜかと言うと、まず初心者でも安心な「説明書」がついていたから。
筆者もこれがなかったら、最初に必要な煮洗いの作業を飛ばしてしまうところだった。
他にも主要な使用シーンが描かれていたり、「おいしい出汁のレシピ」も書かれていたりと、初心者にはありがたかった。
オーガニックコットン糸を使い、赤ちゃんが舐めても大丈夫なくらいの安全性を求めて作られた商品ということで、お料理への使用も安心。
おかげで、慣れないさらし生活も不安なく始められた。
キッチンペーパーの出番が減った
キッチンペーパーを使うのが当たり前だったため、いきなりさらしに完全移行は難しかった。しかし、少しずつキッチンペーパーの出番が減ってきている印象だ。
さらしは、出汁をこす、食材の水気を拭く、豆腐・ヨーグルトの水切りなど、キッチンペーパーの出番となるほとんどのシーンで代用可能。ちなみに、筆者が実際に使ってみて、特にさらしの良さを感じたのが魚をさばくとき。
キッチンペーパーで水気を取ろうと思うと、大量に使ってしまうこのシーン。
さらしなら1枚で十分だ。
骨に引っかかって破れることもなく、水気をしっかり拭き取れて、作業がしやすかった。
しかし使用後は、煮沸だけでは生臭さが少し気になる。そこで食器用洗剤で手洗いした後に煮沸してみたところ、ほぼ解決! 衛生面も考えて、筆者は2枚のうちの1枚を魚用のさらしにした。
Photo: 西山綾加
Photo: 西山綾加
他には、塩もみした野菜を固く絞るとき。強度があるから、ぎゅっと絞っても破れない。
捨てずに長く使い切る
Photo: 西山綾加
先にも述べたように、使い終わったさらしは、熱湯で煮沸し、干して再び使う。
最初は面倒そうだなと思っていたお手入れだが、実際にやってみると意外と気にならなかった。ぐつぐつとさらしを鍋で煮ながらちょっとティータイムなどと、筆者は優雅にお手入れタイムを楽しんでいる。
Photo: 西山綾加
使いこんださらしは台拭きに変えて、さらに使い込んだら今度は雑巾に。
すぐに使い捨てるのではなく、工夫しながら大事に使っていきたいと思う。
小さなことでも、積み重なればきっと大きな変化に結びつくはずだ。「オーガニック料理さらし 2枚入り」から、キッチンペーパーに頼り切らない生活を初めてはいかがだろう。
なお、以下の表示価格は執筆時のもの。価格は変更になる可能性があるので、販売ページでご確認を。
Photo: 西山綾加
Source: Amazon.co.jp
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キッチンペーパーの消費量を減らしたい! 「オーガニックさらし」でちょっとエコな暮らしに - BUSINESS INSIDER JAPAN
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