
その場で料理が提供できるキッチンカーを、災害時に避難所での炊き出しに活用しようと、キッチンカーの団体と徳島市が協定を結びました。
29日、「とくしま動物園」で、「徳島県キッチンカー協会」の中川和也代表理事が徳島市の内藤市長と協定書を交わしました。
協定では、地震や津波など災害が起きたときに、キッチンカーが市内の避難所で炊き出しを支援するほか、防災訓練に協力することなども盛り込まれています。
式典で、内藤市長は「温かい食事の提供は、避難所生活の癒やしや活力として市民の心の支えになるのに加え、栄養面の改善にもつながる」と話していました。
式典にあわせて、動物園の広場にはキッチンカーのマルシェも開かれ、訪れた人は暑い日差しのなか、かき氷などをほおばっていました。
キッチンカー協会によりますと、災害時に協力する協定を結んだ県内の自治体は徳島市が2つ目で、今後、ほかの市町村とも広げていきたいとしています。
徳島県キッチンカー協会の中川代表理事は「キッチンカーのメンバーは、みなさんに少しでも笑顔になってもらうため、炊き出しなど頑張ろうと集まっているので、こうした輪を広げていきたい」と話していました。
災害時の炊き出しにキッチンカーを活用 徳島市と団体が協定|NHK 徳島県のニュース - nhk.or.jp
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