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Friday, November 4, 2022

彦根市の返礼品にウクライナ避難女性のキッチンカー利用券|NHK 滋賀県のニュース - nhk.or.jp

ロシアによる軍事侵攻で、滋賀県彦根市に避難しているウクライナ人女性が、ことし7月からキッチンカーで郷土料理を販売しています。
この取り組みを支援しようと、彦根市はこのキッチンカーで使うことのできる利用券を、ふるさと納税の返礼品に加えることを決めました。

ウクライナ東部出身のイリーナ・ヤボルスカさんは、ことし3月、娘夫婦が住む彦根市に避難してきたあと、「日本の人たちに感謝の思いを示したい」と、クラウドファンディングで集めた資金でキッチンカーを購入し、7月からウクライナの郷土料理を販売しています。
この取り組みを支援しようと、彦根市はキッチンカーで使うことのできる利用券を、新たにふるさと納税の返礼品に加えることを決めたことが関係者への取材でわかりました。
▼寄付額に応じて、キッチンカーで使える3000円分から9000円分の利用券が返礼品となるほか▼50万円を寄付すると、会社や地域のイベントなどにキッチンカーを呼んで出張販売してもらうことができる利用券も、返礼品に加えるということです。
出張販売は、滋賀だけでなく大阪や東京などにも可能だということで、彦根市は「ふるさと納税を通して、事業者として地域でいろんなイベントに出店しているキッチンカーを応援するとともに、ウクライナへの関心を持ってもらうきっかけにしたい」としています。
寄付額に応じて、キッチンカーで使える3000円分から9000円分の利用券については、今月7日午前10時からふるさと納税のポータルサイトで受付が始まるということです。
ふるさと納税について、詳しくは彦根市役所まちづくり推進課までお問い合わせください。
彦根市役所代表電話 0749−22−1411

【イリーナさんのキッチンカー】
キッチンカーでウクライナの郷土料理の販売をしているイリーナ・ヤボルスカさん(51)は、ロシアによる軍事侵攻でことし3月、東部ハルキウの自宅マンションの隣の建物が砲撃を受け、避難を決意しました。
もともと滋賀県彦根市に住んでいた娘夫婦を頼って日本に来ましたが、日本語もわからず、ストレスに悩まされていたということです。
一方で、彦根市ではウクライナでのように戦闘をおそれる必要がなくなり、徐々に安心して暮らせるようになったということで、“支援してくれた日本の人たちに感謝の気持ちを届けたい”と、得意の家庭料理を販売しようと考えました。
そこで、娘夫婦の助けも借りてクラウドファンディングで資金を募り、その資金でキッチンカーを購入。
試作を重ね、ことし7月から販売しているのが「ブリンチキ」という料理で、ウクライナの家庭で愛されるクレープのような食べ物です。
厚めの生地に、チーズや鶏肉など中に入れる具材によって、さまざまな味を楽しめます。
最初は彦根市内だけでの販売でしたが、8月には東京にも出店したほか、最近は関西各地のイベント会場に出店するなど販路を広げています。
キッチンカーでは、日本に避難しているほかのウクライナ人にも、ブリンチキの仕込みや販売に携わってもらっています。
イリーナさんは、自分と同じような境遇の避難者にも働く機会や交流の場を提供し、少しでも前向きになれるきっかけにしたいと考えたのです。
一方で、祖国ウクライナの情勢は先行きが見えず、イリーナさんは今もウクライナにとどまる夫のことが、片ときも頭から離れないといいます。
夫が暮らす東部ハルキウ州では今も戦闘が続いていて、毎日何回も夫への電話をかけて無事を確認せずにはいられないといいます。
イリーナさんや家族は、「キッチンカーでの活動を通してこの戦争が実際に起こっているということを、1人でも多くの人に知ってもらい、ウクライナ情勢に関心を持ち続けてほしい」と話しています。

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