「真備に足を運ぶきっかけになればうれしい」。2018年の西日本豪雨で被災した前田真美さん(50)=倉敷市=が昨夏から、文化施設・マービーふれあいセンター(同箭田)などに出店している。
具材の水分だけで作るレーズン入り無水のドライカレー(700円)や、野菜を多く使ったミートソースのスパゲティ(同)などを手作りにこだわって提供。1番人気はガーリックとカレーの風味が利いたキャベツ、粗びきウインナーを挟んだホットドッグ(500円)で、今夏からチーズをのせたバージョン(600円)も扱う。
料理が趣味で飲食業の勤務経験もある前田さん。子育てが一段落したのを機に起業した。仕込みから販売まで1人でこなし「料理は手間暇かけてなんぼよ」と笑顔。リピーターも増えているという。
同センターは豪雨で浸水被害を受け、敷地内は災害ごみの仮置き場となった。「この場所に人が集えば、地域もにぎわうのでは」と敷地内での営業を打診。今では他のキッチンカーの出店もある。
「おいしいと食べてもらえるだけで胸がいっぱい。これからもこだわりの味を届けたい」と意気込む。
メモ マービーふれあいセンターへの定期的な出店を続けるほか、県内のイベントにも出向く。詳細は舞虹花のインスタグラム「kitchen.makoka」。
キッチンカー参上・舞虹花(倉敷市) 真備に足運ぶきっかけに:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル
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