６日に開庁を迎える低層棟＝各務原市役所
低層棟の開庁によって６日に全面オープンを迎える岐阜県各務原市役所で４日、庁舎完成記念式典が開かれた。
QUOカード500円分をプレゼント！岐阜新聞Web利用者アンケートフォームはこちら低層棟は鉄骨２階建ての延べ１１１８平方メートル。１階に市民交流スペース、２階にはまちづくり推進課が入るほか、高層棟と低層棟の間に、日替わりでさまざまなキッチンカーがやってくるようになる。
式典であいさつした浅野健司市長は「みんなに優しい庁舎というのが一番重要なコンセプト。これから新たな歴史がこの庁舎とともにつくられていく」と語り、関係者らとのテープカットで完成を祝った。
新庁舎建設事業を巡っては、２０１９年に建設工事が始まり、２１年に高層棟が完成。その後は、旧庁舎を解体して低層棟や駐車場などの整備を進めてきた。資材単価の高騰のほか、旧庁舎の解体時にアスベストが発見されたことなどにより、工事費は１９年の設計時より４億５千万円ほど増え、約８８億８千万円となった。
また式典に合わせて、英国製のアンティークピアノが市に寄贈された。那加吾妻町の個人宅に眠っていたピアノで、日本の幕末期に作られた年代物。修復作業を経て市に届けられた。高層棟の２階に展示され、演奏会などに活用される予定。
「みんなに優しい庁舎」岐阜・各務原市役所６日全面オープン 低層棟開庁、日替わりキッチンカー登場 - 岐阜新聞
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