家の中に、なんとなく落ち着く居場所はありますか。
自室がない私の落ち着く居場所はリビングのソファーだったり、ダイニングの決まった席だったり。そしてもうひとつ、気付いたら居るのがキッチンです。キッチンは本来、料理をしたり片付けたりする“家事”をする場所。
だけど、私にとってはそれだけではないのです。
キッチンをもうひとつの居場所にするスツール
無印良品の新商品、「竹材折りたためるスツール(小)」をキッチン用に我が家にお迎えしました。
スツールをキッチンに置きたいと思ったのは、私のとってキッチンが家事だけの場所ではないと気付いたからです。
例えばある時は、煮物をコトコト煮込んでいる間にスマホで返信をしたり、音楽を楽しんだり。またある時は、カウンター越しに家族と話をしたり。手を動かしながら聞くこともあれば、手を休めてコーヒー片手に話しこんでしまうことも。そしてある時は、洗い物の合間にふと思いついた、今度行きたい場所の下調べをしてみたり。
私がキッチンでスマホをいじっていると、家族は「ソファーに座れば?」とか、そんなところでやらなくてもいいのに、という顔で見ていたりします。家族と話すのも、リビングに移動すればいいと思うかもしれません。
でも、移動をせずに“キッチンに居る意味”が私なりにちゃんとあります。
家事のスイッチをオフにせずに休みたい
いったんしっかり座ってしまうと心の中の“家事スイッチ”が切れてしまい、再びスイッチを入れるのは気持ち的になかなか大変。だからスイッチは完全にオフにはせず、ちょっとだけ腰をかけたい。
そのために取り入れたのがこのスツールだったわけです。
座面の奥行18cmとコンパクトなので、狭いキッチンでも邪魔になりにくく、さらに足元もコンパクトにたためて20cmくらいの隙間があれば収納も可能。
モノが多く幅の狭いキッチンにはピッタリです。
竹の質感や触り心地も優しくて、インテリアにも馴染みます。また脚には付属のフエルトを貼れるので、傷から床を守れます。
そしてこれは余談ですが、座るだけでなく観葉植物などの置き場としてもちょうどいいサイズです。
お鍋をコトコト煮ながら、ちょっと休憩
家事スイッチはまだ切りたくない。でも、ちょっとだけ休みたいし、他のこともしたい。そんな私にとってこのスツールは、キッチンをちょうどいい居場所にしてくれるアイテムとなりました。
座面がそんなに大きくないのでゆったりしすぎず、でも落ち着く。ちょうどいい座り心地です。
週末に作り置きおかずを作る時は2~3時間立ちっぱなしになってしまうこともあるし、外から帰って座る暇もなく食事の用意、という時もあります。
そんな時もこのスツールがあることで、体は休めながら気持ちのスイッチはまだ切らない、という程よい状態を保つことができます。
ソファーやダイニングチェアとは違う“もうひとつの落ち着く居場所”で、私は今夜もお鍋ができあがるのを待とうと思います。
帰ってきた子供が今日こんなことあったよ、と話すのをうんうんと聞いたり、音楽を楽しんだりしながら。
無印の“折りたためるスツール”のおかげで、キッチンが居場所になった理由 - roomie
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