東日本大震災からまもなく11年を迎える福島県の漁業・水産業の応援を目的に、絶品魚介料理が味わえる「発見!ふくしまお魚まつり 巨大キッチンカーキャラバン in ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」(主催・発見!ふくしまお魚まつり実行委員会)が3月3~6日に開かれる。機動力抜群の巨大キッチンカー3台が首都圏各地に出動し、「常磐もの」と呼ばれる福島の海の幸などをてんこ盛りにした「発見!ふくしま海鮮丼」をお届けする。
ヒラメ、アナゴ、サーモン…旬の魚介たっぷり
今回福島から調達した魚介は、「常磐もの」の代表格のヒラメとアナゴ、この時期にしか味わえないシラウオ、阿武隈川の清流で丹精込めて育てられたメイプルサーモン、福島県立小名浜海星高校の生徒たちが練習船「福島丸」で漁獲したマグロを使ったネギトロ。彩りを添えるイクラも用意した。
黒潮と親潮がぶつかり、エサが豊富な福島・茨城両県沖で取れた常磐ものは、上質な脂がのり、味わいが濃いのが特徴だ。
「ヒラメは漬けにしてうま味を引き立て、アナゴはふっくらと焼き上げた。シラウオは生のはじける食感を味わってほしい」
魚介を厳選した福島県いわき市で和食割烹(かっぽう)「かに船」を営む石井勝さんは、おいしさに自信を示す。石井さんは自らキッチンカーに乗り込み腕を振るう。
メイプルサーモンは、同県西郷村の林養魚場がカナダ原産のニジマスを採卵から育成、加工、出荷まで一貫して手掛けているブランド魚だ。阿武隈川の上流部から清流を引き込んだ自然に近い環境で約4年をかけて育てることで、身が締まり、脂がのったサーモンになる。同社養魚部部長の石田信哉さんは「出荷直前に水揚げして一度も冷凍せずに出荷しているので鮮度は抜群。フレッシュな味わいを楽しんでほしい」と胸を張る。
ネギトロには、同県の漁業・水産業の担い手を輩出している小名浜海星高校の生徒が航海実習で漁獲し、小名浜漁港に水揚げしたメバチマグロなどを使っている。同校の手代森瑛司教諭は「生徒たちの頑張りを思いながら食べてほしい」と話している。
不漁で貴重なイクラも添え、6種すべてを盛った「全部盛り」は普通が1200円、魚介を倍に増量したメガが2000円。このほか、「シラウオ、ネギトロ、イクラ3色盛り」、「ヒラメとメイプルサーモン2色盛り」、「メイプルサーモンとイクラ親子盛り」は各800円で販売する。出店場所など詳しくは、公式ホームページで。
(※イクラは福島県産以外を使用。ネギトロには同県産以外が含まれる)
「発見!ふくしま海鮮丼」巨大キッチンカーでお届け 首都圏各地で3月3~6日開催 - 産経ニュース
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