リバプールのユルゲン・クロップ監督（５４）が２８日、２０２４年までの契約を２年間延長し、２０２６年まで監督を続けることを発表した。
この契約を満了した場合、２０１５年１０月にリバプールの監督に就任したクロップ監督の在籍期間は１１年となり、同クラブの監督としては１９５９年から７４年までの１５年間に渡り監督を務めた伝説のビリー・シャンクリー監督以来の１０年超え監督となる。
すさまじい強さを見せる今季、２月２７日のリーグ杯決勝でチェルシーを１１対１０のＰＫ戦の末破り、１冠目を奪取。２冠目のＦＡ杯も５月１４日の決勝でチェルシーと対戦。欧州ＣＬはビリャレアルとの準決勝第１レグをホームで２－０完勝。決勝進出が濃厚と見られ、プレミアは首位マンチェスター・Ｃを勝ち点１点差で激しく追い上げて、前人未到の４冠の可能性を残している。
今後はＦＡ杯決勝、そして欧州ＣＬも決勝進出が見込まれるため、５月２２日のプレミア最終戦まで毎週２試合、４冠獲得の可能性があるために、リーグ戦も絶対に負けられないカップ戦決勝のような緊迫した試合が強いられる。
こうした中、カリスマ監督のクロップ監督が契約を延長したことは大きな朗報。チームの結束力が増すことはもちろん、熱いサポーターもさらに団結し、厳しい日程を乗り越えるエネルギー源となりそうだ。
クロップ監督は先月まで、２０２４年で終了する契約について聞かれると「そこで終了。その後のことは考えていない」と話して、勇退を示唆していた。
前人未到の４冠を目指すシーズン終了間際にリバプールに新たな忠誠を誓ったのは、「妻と裏のキッチンでの何気ない一言がきっかけだった。彼女が『２０２４年でここを離れるような気がしない』と言ったんだ。それが全ての始まりとなった」とリバプールの公式サイトに語り、今回の契約延長の裏側に最愛の妻の一言が隠されていたことを明かしている。
リバプールのクロップ監督 契約延長のきっかけはキッチンでの妻の一言 - スポーツ報知
Read More
No comments:
Post a Comment