
大規模災害が起きた際、避難生活を送る被災者にあたたかい食事を提供できるよう、埼玉県狭山市はキッチンカーのイベントを行う地元の団体と協定を結びました。
狭山市役所で行われた調印式には、「さやまキッチンカー協会」の野口功祐代表と小谷野剛市長が出席し、協定を結びました。
協定で、市内で大規模災害が発生した際、協会は市の要請を受けておよそ80の事業者に呼びかけ、キッチンカーで避難所や被災した地域に出向き、被災者にあたたかい食事を無料で提供するということです。
狭山市では市内の入間川の土手沿いの敷地でキッチンカーのイベントが開催されるなどキッチンカーを活用したまちおこしが進められていて、災害時にも連携できないか市が協会に打診し、今回の協定につながったということです。
狭山市によりますと、災害時にキッチンカーによる炊き出しを要請する協定の締結は埼玉県内では初めてだということです。
「さやまキッチンカー協会」の野口代表は「キッチンカーではふだん、時間との勝負で食事を提供しているので、いざという時もこうした強みを生かして対応したいです」と話していました。
埼玉 狭山市 災害時にキッチンカーで食事提供 協定締結|NHK 埼玉県のニュース - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment